株式会社バンダイナムコスタジオ

「インクレディビルドは24時間稼働しています。
日中は開発者のビルド、夜間は自動ビルドが走っており、無いと困るインフラになっています。」

バンダイナムコスタジオ ITサービス企画部 吉田卓哉氏

 

開発者に必要不可欠なツール

バンダイナムコスタジオ社は『鉄拳』シリーズや『機動戦士ガンダムEXVS.』シリーズなど、様々なヒット作を生み出してきました。約10年ほど前から導入したIncrediBuildは、最初は小規模なチームで使われていましたが、開発者の間で口コミで広がっていきました。現在は400人規模の開発者がIncrediBuildを利用して、Unreal Engineのシェーダーコンパイルをはじめ様々なビルドやコンパイルに要する時間を、約1/3にまで短縮しています。

<例>プロジェクトAの高速化

IncrediBuild 以前 IncrediBuild 以降
ビルド時間 50 分 18 分

「当時はビルドを早くするために工夫しながら、コンパイル対象が多くならないように
気を付けながらプログラムを書いていたのが、IncrediBuild導入後はそういうことは無くなりました。」

バンダイナムコスタジオ CS統括本部 般若徹雄氏

「ビルド時間の節約は、単なる時間の節約に留まらず、ゲームの質であるとか、
どう楽しんでいただくか考えるための時間やきっかけをたくさん生んでくれます。」

バンダイナムコスタジオ CS統括本部 川ノ上哲規氏

 

Enterprise版を採用して、開発環境の最適化

開発現場では、エンジニアのマシン300台に加え、タスクをリモートで実行するためのヘルパーファームとして、120台にIncrediBuildを導入。64コアのハイスペックなPC10台を含む、70台くらいの小型PCをサーバラックに置いて、開発者がストレスなくビルドやコンパイルを行える環境を構築しています。ヘルパーファームを最大限に活用するため、Enterprise版のマルチヘルプ、マルドビルド機能でさらなる高速化を実現しています。

また、同社ITサービス企画部では、IncrediBuild Enterprise版のダッシュボードを活用し、開発環境のインフラをマシンベースで分析し、最適化を行っています。ダッシュボードからは、どれだけ時間が節約できたか、各ヘルパーマシンが使われたかなどが数値化されるので、IncrediBuild導入によりROIが可視化されます。

「小型のPCを沢山買った方が良いのか、大きいサーバを買った方が良いのか判断が必要な時に、
ダッシュボードから各マシンがどれくらい稼働しているのか、ビルドを行っているのか詳細に分析して、
意思決定に利用しています。」

バンダイナムコスタジオ ITサービス企画部 吉田卓哉氏

 

クリエイティブな開発環境

IncrediBuildを通してバンダイナムコスタジオ社では、「Innovation through Creativity」というミッションを実現するために、開発者一人一人が集中してもの作りできる環境を整え、クリエイティブな思考を深め、「どうやったらもっと楽しいゲームを作れるか?」をチーム内で議論する時間を創出しています。

「たくさんの技術が世の中にはあって、常に新しい技術が開発されていて、どれを取捨選択すれば良いのか非常に悩んでいます。
そんな中、ITサービス企画部が仕入れた知識と開発者が取り入れている知識、これを融合して
より良いサービスを提供していく、開発する環境を作っていくというような社風が出来上がっていると思います。」

バンダイナムコスタジオ ITサービス企画部 熊本龍馬氏